里山インキュベーターいびがわ2018入門編 第2回「揖斐川中・下流域ツアー」報告

日にち:2018年8月4日(土)

時間:9:00~18:30

場所:岐阜県垂井町~輪之内町

プログラム:

・『半兵衛の里』辻川さん、内海さん、堀江さんのお話

・『Café・木工房・展示室 結』黒川さんのお話

・『古民家みずのわ』にて昼食(辻川さんのお弁当)

・『le cocon』安住さんのお話

・『輪之内町エコドーム』見学

・『ピープルズコミュニティ』のお話

*ふりかえり

参加人数:6人

午前9:00 垂井駅北口集合→オリエンテーション

午前9:20 垂井駅出発

午前9:30~ 『半兵衛の里』にて

『半兵衛の里』は公設民営の野菜などの直売場。地元の採れたて新鮮野菜が数多く揃っている。また、野菜以外にも切り花や加工品、旬の農産物等がある。季節に合ったイベントも開催。アンテナショップ「半兵衛の里」経営協議会(住民主体)で運営している。

内海さん、辻川さんのお話(要旨)

半兵衛の里の敷地内、コンテナの中で揚げ物などを販売している辻川さん、鉄板を広げて焼き鳥などを販売している内海さんにお話を聞いた。

内海さんは半兵衛の里の立ち上げ時から関わっていた。最初はコンパネ1枚程度の大きさから始めた。半兵衛の里の建屋は地元の人でつくり、材料となる木材も地元の物をつかっている。現在は維持をしていくのが大変で、特に人件費や次世代の参画が問題である。

「週に1回ここで焼き鳥などを販売している。お客さんと会話するのが楽しい。人が来ると元気になる。そんな喜びからこのような事をやっている」と内海さん。「SNSなどで拡散して、大売れしても困る。高い利益はのぞまずにやっているので、地域や地域の方々との距離がちぢまった」と、焼き鳥を振舞いながらお話をして下さった。

堀江さんのお話(要旨)

堀江さんは半兵衛の里でレジを担当する傍ら、3反(約30アール)の畑で野菜を育てている。また育てた野菜を加工し商品化、それは半兵衛の里や他の野菜直売場で売られている。「一人六次産業」と呼ぶ人がいるほど、生産、加工、販売までほぼ一人でこなしている。昨年は300㎏~400kg(60kgの樽12個分)の梅干しをつくった漬物の名人。その他にも漬物を作っているが、どれも添加物が入っていない。

野菜を作り始めたころは、対面販売で野菜を売っていたり、近所に配っていたりした。半兵衛の里ができてからは、ここで販売するようになった。漬物に加工する方が収益も上がるため、食品加工のできる調理場の許可をとり、漬物を作るようになった。

「休みが欲しいな」と堀江さん。食品加工は利益は上がるが、手間もかかる。また、収穫しないと一日でダメになってしまう野菜も多いので、休みはほぼないとのこと。

半兵衛の里は週4日の営業。国道のバイパスに面しており、土曜・日曜にお客さんが多く訪れる。土曜日は地元のお客さん、日曜日は外から来るお客さんが多い。

10:15分ごろ~

半兵衛の里→垂井町岩手地区(竹中半兵衛ゆかりの地)→卵の直売所『慈鶏園(じけいえん)』で買い物→『Café・木工房・展示室 結』へ。

午前11:00~『Café・木工房・展示室 結』にて

黒川さんのお話(要旨)

≪一生やれることを見つけたい、その思いから始まった≫

定時制高校の教員をしているが、以前から、おカネを稼ぐための仕事ではなく、『一生やれることを見つけたい!』そんな想いを抱いていた。40代を過ぎると、それなりに先が見えてくる。新しいことを学んだり、チャレンジできるうちに、趣味のモノづくりを活かして何かしたいと、夢の実現のための『場』づくりを開始した。それが、田園風景が美しいこの場所である。最初から『場』づくりのかっちりしたプランがあったわけではない。気に入った場所で、大好きな大工仕事ができる工房をつくって楽しんでいるうちに、手伝ってくれる人、この場を使って何かやりたい!という人が集まるようになった。

この場所を知ってもらおうと、戦略的にイベントを行ったわけでもない。来てくれた人、イベントをやりたいという人に場所を貸していたら、同じ志向の人がネットで拡散してくれるようになった。それを見て、さらにつながりを求めて人がやってくる。木工やいなか暮らしにあこがれる人のコミュニティが自然につくられていった。

そうこうしているうちに、この地域の実状、例えば草刈する人、田畑を耕す人々の高齢化、人口減少が進んでいく実状が見えてきた。このままでは、10年先にはこの美しい田園風景はなくなってしまうだろう、その現実をひしひしと感じるにつれ、そこに向き合う覚悟が固まっていった。そのためには、この場所に根を下ろしたい。そうするには妻も巻き込まなくては! そこでつくったのがcafé『結(むすび)』。料理上手な彼女にcaféをやってもらいたいと頼み、彼女はその想いに応えてくれた。今年4月、建屋は自分の手造り。フェアトレードのコーヒーや妻のお手製スウィーツを出す『結』がオープンした。そしてここにも、アクセサリーや雑貨などのモノづくりを楽しむ女性たちが集まるようになってきた。

≪『遊び』が仕事になった、その充実感≫

自分は今、50代半ば。僕らが大学を卒業して就職した頃は、まだ、『進学して、就職。そして、リタイアするまでその会社で働く』という人生モデルを誰もが疑わなかった。しかし、時代は変わってしまった。年金給付は徐々に減り、65歳でリタイアして安泰の老後、といかない人が増えつつある。多くの人は、一生働く時代に突入したのだ。

自分はたまたま、そういう時代の備えを早く開始した。働くことと充実した毎日、それらを分けない生き方がしたかった。ただし、無理はしない。楽しんで『遊び』感覚で木工をやっていたら、多くの人との出会いがあり、いろんな後押しで結果的に木工が仕事になった。そして60歳を前に教員を辞め、それを生業にしようというところまできた。

当初の夢だった、一生できる、定年のない仕事を手に入れたのだ。最近では、企業から声がかかり、木工のコラボ製品をつくったり、地域貢献型の新しい企業経営モデルを創造する研究所の理事に就任した。そこでは、地域の杉材の商品化、『結』をモデルにしたCafé経営で地域に雇用を生み出すことに関わっている。

≪いつもいろいろ考えること、思考停止に陥らないことの大切さ≫

50歳を過ぎてわかったことがある。下心なく、目の前のことを一生懸命やっていると、必ず点と点がつながっていくということ。新しいことを始めると、何かと先行きが不安で、やったことがおカネになるのだろうか?などと考えがちだと思う。しかし、そういう雑念をはさまずとにかく目の前のことに集中して取り組む。そうすると、やったこと一つひとつがつながって、次の展望が開けてくる。自分の力で人生を切り拓くという実感。心にゆとりを持てるようになった。

今の生き方、働き方では、年をとってからの人生が不安……という人は多いと思う。でも、そんな気持ちにほとんどの人はふたをしているのだろう。でも、これからの時代、働く場は都会かもしれないが、いなかと関係を持っていることが大事だと思う。もちろん、都会といなかを行き来したり、何等かの関係を持ち続けるには「何かやりたい」という想いがなければ難しいだろう。「何かやりたい」を見つけるためにも、自分の仕事や人生について思考停止に陥らないこと、いつも色々考えていることが大事なんだと思う。

ここには、そういう人が集まってくるし、隣の関ケ原でも廃校になった小学校を、週末は都会のクリエイターたちに開放して面白いことに使ってもらおう、そして、まちといなかの関係人口をつくろうという取り組みが始まっている。自分もそうしたことに関わり続け、一生仕事をして人生を楽しみたいと思っている。

午後1:30~『古民家みずのわ』にて

『le cocon』 安住さんのお話(要旨)

岐阜に来る前は、神奈川県で美容師をしていた。結婚して岐阜へ。子どもが生まれ、子どもに食べさせるものを勉強するうちに、美容院で使う薬剤は体に悪いものだとわかり、アーユルヴェーダのヘナとハーブのすばらしさを知った。ところが、『ヘナ』に関する情報はわかりづらく(例えば、ヘナのエキスが1%でも入っていればヘナシャンプーと表記できること)、専門性の高い美容室も少ないことがわかった。良質な『ヘナ』を使ってくれる美容院へ行きたいと思っても、消費者にはわからない。本当に体に良い『ヘナ』を届けるには、美容師が立ち上がるしかないと考え、開業を模索し始めた。

それにあたって、先輩美容師、たくさんの美容室経営者に相談した。多くの人から、ヘナ専門店は成り立たない、ヘナ以外のヘアカラーもやらないと経営できないと言われた。それでも、自分の中にある≪廃液を自分の庭に捨てられないヘア材は使えない≫という想いは捨てられなかった。

最初は家の敷地に離れを建て、子育てしながら営業を考えたが、そうした閉鎖的な環境での営業よりも路面店でやらなければお客はつかないのか?と貸物件を探し始めた。でも、路面店をみてまわってもピンとこない。紆余曲折があり、『白玉椿』のいづみさんにお店づくりの相談のため『みずのわ』を訪問。古民家でフェアトレードショップを営む『みずのわ』に来た瞬間、「ここ、私のイメージ通り!」とインスピレーションが働いた。『ヘナ』はインド産。良いものを適正な価格で仕入れる、まさにフェアトレードなのだ。ここなら、お客様をシェアできる!フェアトレードの関心層は、ヘナの関心層と親和性が高いはず!

その読みがあたり、お客様のシェア、つまり宣伝の相乗効果は確実に得られている。ワークショップを『みずのわ』でやりたいという方と価値観を共有し、ヘナへの理解も進んでいる。そして、『みずのわ』での開業で、さらに大きなものを得られたと感じている。それは、自分が望んでいた働き方ができていること。古民家のスペースをシェアすることで、路面店で開業するより家賃がリーズナブル。そのおかげで、子どもが学校へ行っている時だけ働くという開業スタイル、具体的には、ヘナとカットで平日6時間のみの営業で、相談した多くの人が無理といったお店経営が成り立つのだ。今の自分にちょうどいいバランスで、仕事と子育て・家庭がまわせているのが心地いい。

そういう状態で、お客様との関係も以前と変わってきた。お互い無理をしない関係で、私からお客様に対してムリなものはムリと言えるようになった。そのような関係性の中、土曜日の施術など、相談を受けてこちらが可能ならお引き受けする臨機応変の対応も可能になった。

以前は神奈川県のどちらかといえば都会で暮らしていたので、垂井町のゆったり感も気に入っている。お店の開業はもちろんのこと、住むのはやっぱりいなかがいい。30代でローンを組むとして、都会だったら3000万円のローンでせいぜい20数坪がやっとだろう。ところがここだったら、土地代は半分でもっと広い土地に住めるし、その分、家や他のことにおカネをかけられる。

そして何より、広々として済々とした空間は、ストレスを減らして心にもゆとりが生まれるように感じている。

午後3:00~『輪之内町エコドーム』にて

『ピープルズコミュニティ』 安田さん・浅野さんのお話(要旨)

輪之内町エコドーム。エコドームは資源持ち込み施設として、家庭で分別された、ビン・缶・新聞雑誌・その他プラ・トレーなどの資源を持ち込めるスペースである。はじめに、約40に分別する資源や分別の仕方、生ゴミをたい肥にする機械などを見学した。この施設の管理はNPO法人ピープルズコミュニティが行っている。見学の後、ピープルズコミュニティ代表理事の安田さん、事務局長の浅野さんからお話を伺った。

ピープルズコミュニティは、輪之内町の婦人会が母体となり、平成14年3月に法人格の認証をうけたNPO法人である。

昔は女性が勤めに行かない時代。何世代も同じ家に住んでいたので、嫁いだら「ちょっと外を出歩く」ことすら大変なことであった。しかし「婦人会に行く」ということであれば家族からの許可も出て、外出ができたそうだ。そのころの婦人会にはこのような大切な役割があった。

その婦人会の役員が、輪之内町のごみが運ばれ処理される大野町の施設へ見学に行った時のこと、ゴミ回収車からぽたぽたと水が落ちているのを不思議に思い「なぜ水が落ちているのか?」と担当者に質問をした。担当者は「生ゴミが入っているから」との答えであった。当時、生ゴミの入った可燃ごみの46%は水分であり、そのためにゴミに油を掛けて燃やしていたそうだ。

輪之内町は田畑が多くありそこに埋めれば済むのに、なぜわざわざ袋にいれて遠くまで運ぶのか。「生ゴミが可燃ゴミの中に入っていなかったら水分が半分になるのではないか、そのようにすれば輪之内町の全体のゴミも半分になるのではないか」と結論付け「可燃ゴミの中に生ごみを入れないようにしましょう」ということを広げる活動がピープルズコミュニティの始まりであった。

活動をはじめたころ、まずは町内の皆さんに、ゴミの実態やこの活動の重要性をわかってもらわなければならないと、各地区に説明をして周った。はじめたころは説明会に人は集まってこないので、みんなで一軒一軒をまわって「説明会に来て下さい」といった。知り合いから「あそこで地区の会議やっているよ」と聞くと、役員が走っていって、「可燃ゴミの中に生ごみを入れないようにしましょう」「生ごみは畑にうめましょう」と協力をお願いした。直に話してお願いをしたので多くの方は「協力します」と言ってくれた。

自分で畑を持っている人は畑に生ごみを埋めればいいが、畑を持っていない人は生ゴミを埋める場所がない。そのような人のために生ごみを回収するようになったが、この生ゴミ回収が、大きな問題となった。

生ごみを回収するようになると、朝早く働かなければならなくなったり、回収した生ごみを自分の畑に埋めなければならなくなったりと、大きな責任や負担が生じるようになった。ボランティアで出来る範囲を超えていた。また、自分の畑に埋めるようになると、家族から「何で輪之内のごみをうちの畑に埋めなければならないのか」と言われるようになった。家族に叱られるから、おとなしい人だったら「私やめます」となる。徐々に辞める人が増えていき、一時期3人になってしまったこともあった。

しかし、各地区に分別のお願いを一生懸命行った結果、輪之内町の可燃ゴミを50トン減らす事ができたので、活動する人への人件費さえつけばこの活動を続けられるという自信があった。何とかそのお金を工面しようと考えた。当時の生ゴミの処理費は1トン5万円。「50トン削減したと言うことは250万円の価値があると言うこと。それをこの活動や運営まわしてもらえないだろうか」と町長に直談判した。町長からは法人格をとっていない団体には委託はできないといわれ、これがNPO法人になるきっかけであった。

そのときは「NPO」の意味もわからなかった。何もわからない中、定款を作らなければならず、「NPO」というだけで、介護をしている団体の定款を参考にし、役員の名前だけ変えて申請をした。もちろん申請先の県庁の担当者に「ゴミのことやるのに介護のこと書いてあるよ」と指摘された。それほど何も知らずに始まった団体であった。

しかし、行政が注目をし、立ち上げる時も役場の職員が親身になって手伝ってくれた。無事、NPO法人を立ち上げることができ、役場と契約することができた。現在は町の委託事業としてエコドームの管理運営、説明会、生ゴミの回収と処理、ぼかし作成の指導をおこなっている。

エコドームは、輪之内町の家庭で出たゴミを分別したのち、資源として持ちこむための施設。40品目に分別される。施設にある学習室では視察にきた方や小学生に対して施設の説明や、環境意識を高める学習会などを実施している。いまでは、町内の小学校全校が見学に来る。生ごみハウスでは生ごみの持ち込みを受け付けている。24時間で生ごみ100キロが10キロの堆肥となりそれを皆さんに配っている。土日の午前中は多くの方が来場されて込み合う。また、町民のみなさんに分別や環境について忘れないでもらうよう、定期的な説明会を開催している。

生ゴミの回収について、町全体約3300世帯中の約50%、1500世帯が協力している。町にあるゴミ集積ステーションのうち農村地帯にあり自分の畑に生ごみを埋めることができる地域を除いた34カ所で回収を行っている。

2週間に1回の回収なので、2週間分の生ごみを家庭にて生ゴミバケツで保管してもらう必要がある。生ごみ回収を始めた当初は、可燃ごみと分別するためのバケツが必要であったが、バケツ自体は2500円で買わなければならなかった。「バケツがタダであったら協力できそう」という方が多く「タダになればこの活動は拡がる!」という自信もあったので、この件も町長に直談判をした。

(今、考えるとご無礼な事だったと前置きしたうえで)役場の廊下に隠れ、町長が出てきたところをつかまえて、直談判した。すると町長から輪之内町文化会館650席をゴミ分別説明会で一杯にしてくれたらタダにしてもいいと言われた。そこで、みんなで必死になって説明会に誘った。その結果、文化会館は立ち見が出るほどいっぱいになって、晴れてバケツの無料配布が実現し、1500世帯に配布できた。

今は畑の分も合わせると約350トン分のゴミ減量になり、その分、税金を使わなくなったということになる。

ボカシ作成は、春と秋に地区に出向いて実施する。「自分で使うものは自分で作る」が原則だが、そこに来られない人の分をみんなでつくったり、婦人会もなくなったので、このような場所にみんなが集まってお話をしたりする。ボカシ作りをとおして地域のコミュニケーションが増え地域の輪が広がっている。

自主事業は、環境教育(ぎふ地球環境塾)、エコクッキング、軽トラ朝市、子ども食堂を行っている。

ぎふ地球環境塾は、生活を取り巻く環境に対して広く問題意識を持つことと、その解決方法などを講義と実習を交えて学ぶと言うもの。塾生は、西濃地域の小学生とその保護者80名が対象で、年に12回開催している。エコクッキングはできるだけ地域で取れた野菜、家にあるものを使って、自給自足クッキングを提唱している。軽トラ朝市は毎月第2・第4日曜日に輪之内町役場西駐車場で行われる朝市で、野菜の販売などの協力を行っている。子ども食堂は土曜日に実施。子どもだけでなく地域の方も食べに訪れるコミュニティ食堂になっている。

「辞めよう…」といつも思っていると最後に代表理事の安田さん。しかし「自分も大変だけど、まわりの人も大変。今年は暑いけど、外で働いている人の方がもっと暑いから」と思い、頑張っている。「どんな現場でもその現実にある課題をどの様に乗り越えられるのかをつねに一生懸命考え早急に行動する。みんなが良く思ってくれたら、それが自分も嬉しい。」と教えてくれた。

「エコドームにきてよかったな」「キレイなドームまた来たいな」と思ってもらえるように行動している。現状を継続していくだけでも大変だが、ちょっとずつ活動に自分たちの色を付けていくと、みんないきいきしてくる。お菓子を作って来場者に食べてもらったり、お話をしたり、野菜を配ったり。委託で受けた仕事にプラスアルファをずっとしてきた。エコドームの人気があるのはここがポイントではないか。

「頼まれたこと以外に何かをする」「目をみてあいさつする」「相手のことを思って話す」当たり前かもしれないけど、こんなことを続けてきた。すると、「2度とエコドームに行かない」と言った人が来てくれるようになる。子ども食堂へお米の寄付がある。実際に作ったおかずを差し入れてくれる。野菜農家は出荷はずれのものを提供してくれるようになる。

最後に、人や地域とのコミュニケーションの大切さ、しかもSNSなどではなく、直接コミュニケーションの重要性を教えていただいた。

午後4:30~『輪之内町エコドーム』にて

参加者同士でふりかえり

・コミュケーションが大切だと感じた。

・コミュニケーションやコミュニティを大切にするなど地域で起きている素敵なことを、どのようにしたら都市生活に活かしていけるのだろうか。

・この日にお話を聞いた方々はすべて人間関係を大切にしている。

・遊びの中で仕事を考えるとの言葉が印象的で、「仕事」というと嫌なイメージがあったが仕事に対するイメージが変わった。

・なぜ、大変なことに頑張れるのか。頑張っている人が、いなくなったら活動は続けられるのか。

・大変なことなのに、「楽しい」「やりたい」が根底にあるから頑張れるのだと思った。

・田舎生活はのんびりしたイメージだったが、皆さん忙しそうであった。自分で時間をデザインしているのが田舎の暮らしではないか。

・次世代へどうつないでいくのか。

など。

里山インキュベーターいびがわ2018 入門講座のご案内

「インキュベーター」とは、「ふ卵器」(卵を温めてかえす器械)のこと。そこから転じて近年では、社会起業を志す人の育成・支援を指す語となっています。さらに私たちは『里山インキュベーターいびがわ』として、農山村の3大遊休資源「空き家」「耕作放棄地」「放置山林」や、多様な地域資源を活かしてコミュニティに「小さな経済」生み出す起業家育成の連続講座を開講。本講座はその入門として、キーワード『生きがい×なりわい』をもとに移住の先輩にお話を聞いたり、現場を訪問しながら≪暮らし直し≫を考えます。そして、自分のやりたいことを見つめたり、コミュニケーションを学ぶ機会を提供します。

どんな講座?

『暮らし直し』をテーマに移住の先輩にお話を聞いたり、フィールドとなる揖斐川流域ツアーに出掛けたり…etc.『農』や『里山暮らし』『地産地消マルシェ』なども体験。生きるって?やシゴトって?を考えていきます。

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